エアコンから水漏れする原因をチェック

エアコンは現代人の生活になくてはならない家電の1つです。ただ、昨日まで仕えていたのに急に水漏れするようになった・・という、トラブルも少なくありません。室内に水がぽたぽたと垂れてしまうと焦ってしまいます。

なぜ、エアコンから水漏れしてしまうのか原因と、水漏れを起こした場合の対策法をチェックしておきましょう。

水漏れの8割はドレンホースが原因

エアコンから水漏れを起こす原因の約8割は、「ドレンホース」が原因と言われています。エアコン室内機で発生した水分を、室外に排出させるためのホースがドレンホースです。このホースに何らかのトラブルが起こった場合、エアコン室内機の水を室外に排出することができなくなり、水漏れを起こしてしまいます。

ドレンホースのつまり

ドレンホースが原因でエアコンが水漏れする場合、最も多いのがドレンホースのつまりです。エアコン室内機で発生した水分には、室内のほこりや汚れも含まれています。ほこりや汚れがドレンホースのどこかで詰まってしまうと、発生した水分を室外に排出できなくなり逆流するような形で、エアコン室内機から水漏れしてしまうのです。

ドレンホースのつまりを業者に依頼して、キレイにしてもらう場合の相場は約1万円から1万5000円程度と言われています。

少しでも金銭的な負担を軽減したいなら、自分でつまりを解消するのもおすすめです。

ドレン用サクションポンプを使ったり、身近な道具では掃除機で汚れやほこりを除去して、つまりを解消するという方法もあります。ドレン用サクションポンプの使い方はとても簡単です。ドレンホースにドレンポンプ先端を空気が漏れないよう、片手で密着するようします。

もう片方でポンプのハンドルを引くだけでホース内部のつまりを解消することが可能です。2回から3回程度ハンドルを引くと、ほこりや汚れなどと一緒に溜まってきた水が流れ出てきます。ドレン用サクションポンプは商品によって異なりますが、価格も約2000円台と購入しやすいのも魅力です。

ただ、ドレン用サクションポンプで水漏れを解消する際は、ポンプのハンドルを絶対に押さないようにしましょう。もし押してしまうと溜まっていた水や汚れが、エアコンの室内機の方へと流れていってしまいます。エアコン室内機に水が行ってしまうと故障に繋がるので、ハンドルは引くだけにしましょう。

掃除機でつまりを解消する場合は、掃除機のノズル部分とドレンホースの間に1枚、タオルを挟むことによって掃除機の中に水が吸い込まれるのを防ぐことができます。

ドレンホースの波打ち、はね上がり

ドレンホースにトラブルがありエアコンの室内機から水漏れするという場合、ホースが波打っていたりはね上がっているケースもあるようです。ドレンホース先端が波打ちやはね上がり状態になっていると、水が流れにくくなります。

スムーズに水が流れず溜まることで、室内のほこりや汚れもその部分に溜まりやすくなり結果、つまって水漏れを引き起こすのです。ドレンホースの波打ち・はね上がりで水漏れしている場合は、ドレンホースの先端を真っ直ぐ伸ばすだけで、解消できるかもしれません。

もし、形がついてしまい真っ直ぐにドレンホースが伸びないなら、ドレンホースの先端が地面から5センチ以上開くようにカッターなどで切って対応しましょう。ホースを自分で切って大丈夫が不安になるかもしれませんが、ドレンホース先端は地面から5cmから10cm程度離すよう、各エアコンメーカーが指示しているようです。

地面についているとかえってほこりや虫がホース内部に入り込み、つまりを引き起こす要因となってしまいます。ですのでカットして長さを調整するのがおすすめです。

ドレンホースが逆勾配になっていると水漏れを起こす

エアコンが水漏れする原因として業者の取り付けミスにより、ドレンホースが壁の中で逆勾配に持ち上がっているというケースもあるようです。通常であればスムーズに流れるようドレンホースを取り付けますが、ホースに勾配がついているのでその部分に水が溜まってしまいます。

壁の中に入っているドレンホースを調整する必要があるため、素人でこの状態を解消することはできません。もし、ドレンホースの逆勾配によって水漏れしている場合は、取り付け業者に再施工してもらいましょう。

ドレンパンとドレンホース接続部分の緩みや抜け

エアコン室内機で発生した水分はドレンパンという部分に一旦溜まり、ドレンパンに繋がっているドレンホースを伝わり室外へと排出されます。ドレンパンとドレンホース接続部分に緩みがあった場合、その部分から水漏れを起こすケースがるようです。

ドレンパンとドレンホースを繋げている部分が緩んでいるかどうかは、ある程度エアコンを分解してみないと分かりません。素人では確認するのが難しいので、専門業者に見てもらった方が安心です。

→水漏れが起きた時に使える保険はあるの?保険を使うための注意点などは?

ドレンホースの状態もチェックしよう

ドレンホースが出ている部分が土だったり、近くに鉢植えを置いているという場合も水漏れしてしまう原因となります。ドレンホースの先端が土の中に埋まってしまったり、鉢植えで潰されていたりすると水が出にくい状態となり結果、水漏れを引き起こすのです。

このような原因でエアコンから水漏れをするという場合、ドレンホースが長すぎることが考えられます。地面から約5cmから10cm程度、ドレンホースが浮くようにカットしましょう。

フィルターやアルミフィンの汚れが原因になる場合も

エアコンの水漏れの多くはドレンホースのトラブルによるものですが、フィルターやアルミフィンが汚れていると場合によって、水漏れしてしまうことがあるようです。フィルターが汚れで目詰まりしていると、設定温度を超えて冷やし過ぎるという現象が起こります。

冷やし過ぎてしまうと結露水が多く作られ、水漏れを招く要因となってしまいます。ドレンホースの異常を確かめる前に、まずはフィルターが目詰まりしていないかチェックしてみましょう。フィルターであれば自分で洗うことが可能です。

フィルターだけでなくアルミフィンと言われる、熱交換器にほこりが付着しているのも、水漏れを引き起こします。アルミフィンのほこりは湿気を含んでいるため、掃除機だと吸いにくいようです。また無理に掃除をしようとすると、エアコン本体の故障に繋がります。

アルミフィンのほこりが原因で水漏れしている場合は、エアコンクリーニングをしている業者にアルミフィンの掃除をお願いして対処しましょう。